金沢での修行を終えた後、奈良へと移り住みましたが、この地での制作が、本格化するにつけ、より独自な作品をという思いが強くなり、奈良の諸行事や古典に発想を得た作品に多く取り込む事になりましたのも自然な成り行きと言えましょうか。 それ迄の加賀友禅という呼称を外して、奈良の都が古きより寧楽とも表されていましたのに因み、寧楽友禅と名付けさせて頂きました。只寧楽では、余りにもイメージが広がりすぎますので、作り手自身が”丁寧を楽しむ”という意味合いを込めましてNEIRAKUと致しました。作品はひと柄1点のみ制作しています。小物は色ちがいのも
あります。
数寄屋袋
三つ折数寄屋袋…江戸時代のポーチか?袱紗や懐紙入れとしての用途の他、ファスナー付ですので、貴重品ー時計や指輪を保護するのにぴったりです。…
